eスポーツに最適なPCはどんな特徴を持っているのでしょうか。この記事では、ゲームに向いているPCの特徴と、そうしたPCを自作するためのポイントを紹介していきます。
ハードなゲーミングにも耐えられるスペックのPC

ゲーミングPCにおいて、普通のPCと異なる特徴は、「グラフィックボード」「メモリ」「CPU」です。
グラフィックボード…ゲーミングPCの要ともいえるパーツです。eゲーミングで使用されるPCは、一般的にグラフィックボードが搭載されているものになります。グラフィックボードには、解像度や色数、描画性能などを左右するチップやメモリが搭載されており、ビジュアル要素を操作するものになります。これにより、3Dグラフィックゲームでも美しい画面を最大限楽しむことができます。
メモリ…メモリは快適なPC操作には欠かせない役割を果たしています。メモリの容量が大きいほど処理が速くなります。ゲーミングPC用では最低8GB、できれば16GBあるとなおよいです。メモリはあとから増設できるので、柔軟に変更できるパーツと言えます。
CPU…いわゆるPCの脳にあたり、映像以外の処理を行います。CPUの性能がPCの処理速度を決めるため、高性能のものを選ぶ必要があります。IntelとAMDが二大ブランドですが、日本ではほとんどがIntelの「Core i」シリーズ搭載のものです。Core i3、Core i5、Core i7といったようにさまざまなバージョンがありますが、数字が大きければ大きいほど性能が良いです。ゲーミングPCには最低でもCore i5を選びましょう。

PCの自作方法
そんなゲーミングPCは、もちろん既製品も売られていますが、こだわりのゲーマーたちの中では自作する人も少なくありません。ゲーミングPCを自作するプロセスを簡潔に紹介します。
1.どんな機能や性能を持つPCにしたいかリサーチし、仕様を決定する。
2.ドライバー、カッターなど組み立てに必要な工具を調べ揃える。
3.希望条件を満たす自作キットを購入する。キットは電源ユニット、CPU、マザーボード、本体ケースなどPCの基本パーツがすべて入っているもの。こだわりがあればバラで揃えたり、一部のパーツを別で買ったりするのもよい。
4.説明書に従い組み立てる。YouTubeで組み立て動画を参考にするのも良いでしょう。※扱い方によっては壊れたり危険なものもあるので、説明にはかならず従いましょう。
5.動作確認を行う。
検討しておきたい点は、PCを自作するには自分でリサーチをする時間、パーツをそろえる費用など、多くの時間と費用がかかることです。性能の良いPCを自作しようとすると、パーツも良いものを購入する必要があるので、完成品のPCを買うのと比べるとそこまで大幅な節約にはならないというのが実際のところです。
最初は、既成のPCを自分でカスタマイズしたりグレードアップしたりして、「部品をいじる」のに慣れながら勉強していった方がいいかもしれません。

PCパーツ購入におすすめの通販ショップ
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以上がゲーミングPCを自作するための基礎知識です。自分の作りたいPCに必要な要素を把握するためには、さらにリサーチが必要になる可能性がありますが、十分な下調べはとても大切です。自分に合ったPCで、快適なゲーミングライフを送りましょう。