発売日に関してさまざまな憶測が飛び交う

「プレイステーション5の発売日が2020年12月4日(金)に決定した。価格は69,800円(税別)から」とのデマもすでに飛び出し、様々な憶測を呼んでいます。
また、「プレイステーション」に関するハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、ネットワークサービスの企画、開発、販売を掲げる株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの求人広告には事業内容として「2020年10月発売予定のPlayStation5を作り上げます」と記載され、10月発売決定かと思われました。しかし後に「採用サイトの誤記によるもの」として火消しに追われた一件まで発生しています。ただ、過去にもPlayStationは11月に発売されてきた実績があり、10月の発売もありうるのではないかと目されています。
圧巻の速さ
CPU・GPU・SSDがこれまでのPlayStationの常識を超える処理性能を実現するとしています。CPUはAMDのRyzen Zen2の8コア16スレッドのものを採用し、GPUはRadeon RDNA2でメモリは16GB、SSDの容量は825Gですが、NVMeスロットにPCI Express4.0NVMeを追加することができます。
速さの目安は、PlayStation4は1GBのデータの読み込みの所要時間が20秒なのに対し、PlayStation5は2GBを0.27秒で読み込むことが可能になり、瞬時にゲームを開始できるようになる見込みです。

五感に訴える没入感
PlayStation5には、従来以上に視覚と聴覚を刺激すると共に、触覚にも作用する機能を加えました。映像は8Kに対応し、驚異のグラフィックを実現します。また、音声は「Tempest Engine」という新しい3Dオーディオ技術を用いて、一般的なヘッドフォンと2チャンネルのスピーカーで3D音声を実現しました。
コントローラー「DualSense」は、新たに手の触覚に働きかけるアダプティブトリガーとハプティックフィードバックをL2ボタンとR2ボタンに搭載します。アダプティブトリガーは、弓矢を引く時の緊張感のある動作の際に指先にリアルな振動を伝え、ハプティックフィードバックは、車が泥道を走るときのずっしりとした重さを再現します。
「DualSense」は2色展開でPlayStation 4のワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK4」の魅力を最大限維持しながら軽量化や稼働時間の長時間化を実現しました。その他、Createボタンで世界中でゲームを共有可能にすると共に、コントローラーにマイクを内蔵し、ヘッドセットがなくてもチャットができるようにしました。
PlayStation 4との互換性
ソニーはPlayStation 4の4,000以上のタイトルがPlayStation 5で再生できることを確認済で、最もプレイされたPlayStation 4ゲームのトップ100のうち、ほぼすべてをPlayStation 5でもプレイすることができることを発表しています。